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王外相、南海問題をめぐる仲裁案の喧伝中止を要求

2016-07-26 14:36:31     cri    

 王毅外相は25日、ラオスの首都ビエンチャンで中国・ASEAN外相会議後に開かれたメディア・ブリーフィングに出席しました。

 今後の南海問題の解決に関する中国側の姿勢について、王外相は「フィリピン前政権が一方的にいわゆる南海仲裁案を提起したことによって、当事国が直接対話で紛争の平和的解決を図るという効果的なやり方が変更され、元来平和で安定していた南海に波紋を広げ、緊張を招いている。ここ3年間、いわゆる仲裁は問題解決の効果がないどころか、地域情勢を混乱させ、地域の安定を損ない、中国とASEANの『南海各側行動宣言』と『南海行動規則』の実施を妨げるだけでなく、両国関係を悪化させた。我々は『南海各側行動宣言』に基づく正しい軌道に戻らなければならない」と語りました。

 また、南海仲裁案に関する一部勢力の喧伝姿勢について、王外相は「処方を間違えている」と非難、「地域の正常な秩序を妨げ、地域の国々の利益を損なった。最近ではますます多くの国がその影響への懸念、反感、対抗意識を醸している。一部勢力には無意味な政治的干渉と喧伝をやめて、南海と地域の安定を回復するよう促したい」と呼びかけました。(殷、む)

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