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2015年EU諸国へ渡航の難民 未成年者が急増

2016-05-04 13:12:18     cri    

 欧州連合統計局(ユーロスタット)の2日発表のデータによりますと、2015年に欧州連合(EU)28の加盟国と加盟国ではないシェンゲン圏の4つの国(アイスランド、ノルウェー、スイス、リヒテンシュタイン)に難民申請をした移民のうち、身寄りのない未成年者は9万人余りであったということです。この数字は2008年から2013年までの間は1万人前後で落ち着いていましたが、2014年になると倍増しました。

 データでは、2015年、家族や親族の同伴がないまま、EU加盟国に渡った未成年難民のうち、91%が男子です。アフガニスタンとシリアの二カ国の国籍を持つ者がもっとも多く、それぞれ4.5万人と1.4万人に上っています。一方、難民申請の届出をもっとも多く受け付けた国はスウェーデンで、約3.5万件に上り、全体の約40%を占めています。次いでドイツ、ハンガリー、オーストリア、ノルウェーとイタリアが続きます。

 なお、過去一年、フランスが受けつけた難民申請はわずか320件で、32カ国中15位となっているということです。(Yan、謙)

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