ウエストパック銀行が手掛ける中国自動車購入景気調査は、中国の消費者を対象とする月次調査であり、中国の30の様々な規模の都市に住む18歳~64歳の1000人以上を対象者として電話インタビューした結果をまとめたもので、0.0003%のサンプル規模を代表しています。
7月に実施された調査結果によりますと、中国人家庭における自動車保有率が上昇し、「家に車を所有している」と答えた人が39.1%、6月の38.1%を上回りました。新規購入を計画する消費者の増加に影響され、向こう12ヶ月に車の購入予定のある人は6月の17.6%から19.5%に増加しました。一方、モデルチェンジや二台目以降を検討する人の割合は下がっています。
また、7月の中国人家庭の自動車購入予算については、先月とは逆転し、高級ブランドに対する嗜好度が低下し、ミディアムカーを好む傾向を見せました。調査によりますと、購入予算が10万~14万元(ミディアムカー)を決めた人の割合が最も多く、20万以上の予算を立てた人の割合は2位に下落しました。
なお、7月の中国消費者の自動車の購入意欲指数は87.8となり、依然として100の景気基準ラインを下回っています。(ZHL、む)
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