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コネクテッドカー世界初の量産、上海自動車とアリババが提携

2016-07-07 15:56:12     cri    

 中国自動車大手の上海自動車グループとインターネット大手のアリババ・グループが6日、世界初の量産コネクテッドカー「栄威(ROEWE)RX5」を共同で発表しました。

 業界筋は、これはアリババグループの自動車産業への全面的参入を象徴するだけでなく、上海自動車グループが進んでインターネットエコノミーを抱き寄せ、パターン転換を図っていく上での要にもなると見ています。

 複旦大学経済学院の楊青教授は「コネクテッドカーのコンセプトは以前からあるもので、グーグルやアップルなどの大手も相次いでこれに参画している。アリババグループの参入は、当該グループもこのマーケットでのシェア獲得を望んでいる立場を表明したものだ」としています。

 楊氏はまた「こうした分野間の統合はまだスタートアップの段階にあり、セキュリティやクラウドコンピューティングなどの分野で引き続き進化が求められている」としています。

 情報筋によりますと、栄威RX5は上海自動車グループの自動車研究開発力やニューエネルギー技術などにアリババグループのスマートオペレーションシステム「YunOS」、アリペイ(支付宝)、アリ通信、Amapナビ(高德導航)、xiami(虾米)ミュージック などのリソースを結合させています。

 上海自動車グループとアリババグループは2015年3月、総額10億元の「コネクテッドカー基金」を共同で設立することを発表しています。(Yan、謙)

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