会員登録

ブラジル、五輪会場のセキュリティチェックに兵士3000人

2016-07-30 15:33:28     cri    

 ブラジルのアレッシャンドレ・デ・モラエス法務市民相は29日、政府と契約関係にあった警備会社に問題が起こったため、国家公共安全部隊による臨時部隊を動員してリオ五輪競技会場入り口のセキュリティチェック要員に当てることとなったと発表しました。

 今回派遣が決定した臨時部隊は計3000人となり、現職の警察官と退職したばかりの警察官が含まれており、当日サンパウロから緊急動員した500人近くの警察官はすでにリオ空軍基地に到着、五輪期間中、臨時増員として配置されます。

 モラエス法務市民相は増援部隊を迎えた際、「契約した会社が契約を履行できなかったことが残念だ。契約では3000人のはずが、実際派遣されたのは500人しかいなかった。我々はこの会社に罰金を課すと同時に、緊急で臨時部隊を動員した」と語りました。

 なお、今回のオリンピックでは、国家公共安全部隊のほか、国防軍の2万2千人の兵士も警備要員として動員されます。

 テメル大統領代行は今月15日、五輪に対応するため特別に法令に署名、軍隊に対し警察部隊とともに安全要員の職責を果たすよう権限を賦与していました。(雲莎、む)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS