会談ではメルケル首相は「気候温暖化防止において、ブラジルは重要な役割を果たすことができる。ドイツは、エネルギー分野でブラジルと協力し、またインフラ施設の整備においても支援を提供することができる」と述べました。

　これに対して、ルセフ大統領は「ブラジルの経済発展はドイツの技術と資金を必要としている。同時に、南米南部共同市場（メルコスール）と欧州連合（EU）との自由貿易協議もドイツの支持が必要だ」と強調しました。

　両国はこの日、経済や投資、科学技術、再生可能なエネルギー、教育、環境保護などについて協力協定を締結しました。（Katsu、Kokusei）