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風評被害を受ける九州観光、北京で観光説明会

2016-06-30 14:18:23     cri    

 中国の旅行会社向けに長崎県への観光を誘致するための説明会が28日、北京で行われました。今回の説明会は、熊本地震後、長崎県を含む九州のホテルで、予約キャンセルなどが相次ぐなど、風評被害の影響で海外観光客が減っていることから、中国観光客の誘致に向けて行われたものです。

 説明会では、日本政府が支援する九州観光復興キャンペーンが紹介されました。それによりますと、7月15日から9月30日まで旅行会社を通して九州で宿泊すると、地域別に1人あたり1泊2000円から3000円割引になるなどの優遇策を受けられると言うことです。

 長崎県企画振興部観光振興課の井川博行企画監は、「長崎県の宿泊キャンセルだけで約12万 5千件に上る。九州全体では約75万件ほど。実際には観光に支障が出てないところもあるので、この状況をなんとかしたいという思いで急きょ説明会を開いた」と思いを語りました。

 説明会に参加したカイザー旅行会社の曹雪業務ディレクターからは、「日本が国をあげて地方の観光復興をすることはとても良いことだ」とう評価と、キャンペーン期間がもうすこし長ければより効果的であるとの指摘がありました。(取材・写真:RYU)

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