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タジキスタン大統領「南海問題での中国の立場を完全に支持」

2016-06-23 18:30:00     cri    
 習近平国家主席は23日、ウズベキスタンの首都タシケントで、タジキスタンのラフモン大統領と会談しました。

 習主席は会談で、「中国とタジキスタンは隔てるもののない親しい隣国で、高い信頼関係にある戦略的パートナーだ。ここ数年、両国はハイレベルの交流を密接に保ち、『一帯一路(シルクロード経済体と21世紀海上シルクロード)』を共に構築し、早期の成果を多数達成した。中国はタジキスタンとの関係を重視し、両国の発展戦略を結び付け、トップダウン設計と重要項目の選択を行い、『一帯一路』枠組み内の協力を順序よく築き上げる。農業やインフラ整備、緊急救援などの分野での協力を深め、人的交流を促進する。テロ取り締まりや麻薬取り締まり、サイバーセキュリティー、国際犯罪の取り締まりといった安全協力を強化し、両国民に福祉をもたらすための共同発展と共同繁栄を実現したい」と強調しました。

 習主席はまた、「上海協力機構は地域の平和と安定、共同発展を促進する重要な力だ。中国はタジキスタン、そしてほかのメンバー国と共に、『上海精神』を奮い立たせて、メンバー国の安定と発展に貢献できるよう努めたい」と示しました。

 一方でラフモン大統領は、「タジキスタンと中国は世代を超えた友好関係を持ち、両国の関係は平等、互恵、信頼に基づいている。ここ数年、両国の経済貿易分野での協力は良好な勢いを見せており、関連する大規模プロジェクトはタジキスタン発展の重要な支えになっただけでなく、地域経済発展の重要な推進力となった。タジキスタンは『一帯一路』の構築に積極的に参加し、中国とのインフラ整備、電力開発、農業、地方、人文、安全などの分野での協力を引き続き強化したい。タジキスタンは中国の統一を支持すると共に、中国の南海問題における立場を完全に理解し支持し、南海問題が国際問題化されることに反対する」と述べました。(白、謙)

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