李克強首相は31日午後人民大会堂で、アジアニュースネットワーク年次総会に出席した各国メディアの代表と会見しました。タイ、インドネシア、韓国、ラオス、パキスタン、シンガポール、インドなど十数の国や地域のメディア関係者が出席しました。

　李首相は「アジアの報道機関は『アジアがアジアの情報を発信』という理念を堅持し、アジアの国と国、アジアと世界の友好と協力のために新たな架け橋をつくった」と評価した上で、「中国は自主独立した平和的な外交政策を堅持し、ゆるぎなく平和発展の道を歩み続ける。地域の国々と手を携えて努力し、平和な国際環境と安定した地域環境を共に維持し、外交手段を通じて問題と食い違いを平和的に解決して、アジアの麗しい未来を構築していきたい」と述べました。

　各国メディアの代表は中国の発展に注目しているとし、今後も「よりアジアのことがわかる」という強みを発揮し、アジア各国ひいてはアジアと世界の相互理解と共同発展のために寄与していく考えを示しました。

　アジアニュースネットワークはアジア19カ国21社の英字新聞社からなっています。今回の年次総会は「中国日報（チャイナ・デイリー」社の主宰で開かれました。（ZHL、星）