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フィリピンの「手を尽くした」は大きな嘘=外務省

2016-05-06 11:44:41     cri    
 外務省の洪磊報道官は5日の定例記者会見で、フィリピンが求めた仲裁手続きについて「最初から合法性と正当性を欠如している。これは法的手段を装った、意図的かつ政治的な挑発行為だ」と指摘しました。

 これは洪磊報道官が「中国はフィリピン政府が申し立てた南海をめぐる中国との紛争の仲裁手続きを受け入れなければ、国際法違反になるとの声がある。これについてどう考えるか」という記者からの質問に答えた際述べたものです。洪磊報道官は「フィリピンが一方的に求めた仲裁手続きを受け入れず、これに参加しないという中国の対応は、まさに法に基づくものだ」と強調しました。

 洪磊報道官はまた「中国とフィリピンがこれまで採択した一連の二国間・多国間文書で、交渉を通じて南海をめぐる紛争を解決すると明確に定めている。フィリピンが一方的にこの約束を破った。中国はフィリピンとの交渉の扉を常にオープンにしている」とした上で、「両国は相互信頼や意見の相違のコントロール、海洋協力の推進などについて密接にコンタクトを取り、交渉を重ねてきた。しかし、フィリピンは仲裁手続きのいかなる事項についても中国と協議したことはない。フィリピンの『双方はあらゆる手段を尽くした』という物言いは、国際社会に対する大きな嘘だ」と非難しました。(ZHL、謙)

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