ロシアのラブロフ外相は12日、アジア歴訪を控えて中国・日本・モンゴルの記者を招いてのブリーフィングを開きました。ラブロフ外相はブリーフィングの場で、「南海問題の当事国は、政治的・外交的手段で、双方が納得のいく解決方法を追求すべきだ。また、直接関係のない国家による干渉は、いかなる形であっても行われるべきではない。南海問題について、いたずらに騒ぎ立て、問題を国際化しようとする企みはすべて無駄な行いだ」と強調しました。
これに対して、陸報道官は、「中国はラブロフ外相の発言を評価する。南海の平和と安定について本当に関心を持っているのであれば、中国と直接当事国が、国際法と『南海各国行動宣言』に則って、両国協議による交渉を通じた問題解決を行うことを支持するべきだ。南海問題を煽り立て、情勢を緊張化させ、地域各国の関係に水を差す行為は、いかなる国家と組織によるものであっても建設的なやり方とはいえない。南海問題の解決を正しい道から引き離すだけだ」と述べました。 (白、謙)
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