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「仲裁で圧力をかけることは傲りと偏見の表れ」=外相

2016-04-22 19:54:29     cri    

 カンボジア訪問中の王毅外相は22日、プラック・ソコン外務国際協力大臣との共同記者会見で、「仲裁を求めることは国際法に合致し、仲裁を受け入れないことは国際法に違反する」という言説は、まったく理にかなわぬものだ。これを理由にひたすら中国に圧力をかけることは、政治上の傲りでないならば、法的偏見だ」と指摘しました。

 王外相は、フィリピンが一方的に提起した南海仲裁裁判を中国が受け入れないことには、充分な法的根拠があるとし、「フィリピンが一方的に仲裁を求めることは、当事国の同意を得る必要があるという通常の国際的慣例、両国の二国間文書で二国間の話し合いを通じて争議を解決するという申し合わせ、および自らが調印した『南海各方面行動宣言』第4条で当事者国が直接な友好的交渉を通じて領土領有権と管轄に関する争議を解決する、という規定に違反するものだ。フィリピンのやり方こそ、国際仲裁制度に対する曲解と濫用だ」と述べました。(ZHL、む)

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