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国防省「米比軍事協力は地域の平和と安定に悪影響」

2016-04-15 12:18:57     cri    

 国防省報道局は14日、アメリカとフィリピンの軍事協力の関連問題について記者の質問に答えました。

 「アメリカが14日に、フィリピンと共同で南海巡航を実施したほか、南海紛争におけるアメリカの関与を強める目的でフィリピンに兵士275人と戦闘機5機を配置する計画だと述べた。これについてどう評論するか」という記者の質問がありました。

 これに対して、国防省報道局は、「アメリカとフィリピンが南海で合同軍事巡航を実施したことは、この地域の軍事化を推し進めた。地域の平和と安定に悪影響を与えている。我々は、関係側が軍事協力を行う際に第三者を仮想敵とすることなく、また第三者の利益を損なわないよう促す。中国軍隊は関連側の動向に注意し、国の領土主権と海洋権益を断固として守っていく」と述べました。

 また、「今週からアメリカがフィリピンに戦闘機を配置することを両国が共同で発表した。これに先立って、アメリカとフィリピンは合同軍事演習を行った。演習には遠距離ロケットの試射もあった。これについてどう評論するか」という質問に対して、国防省報道局は、「アメリカとフィリピンが軍事同盟と軍事的配置を強化し、指向性のある合同軍事演習を行うのは、冷戦的思考の表れである。この地域の各国が南海の平和と安定を維持する努力を尊重するよう、我々は関係側に促す」と述べました。(玉華、謙)

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