2016年第1四半期の中国国内総生産(GDP)が、昨年同期比で6.7%増加したとの発表に、識者は「第1四半期の「成績表」は予測より色良いものとなり、更にこの1年間の経済動向は四半期ごとに好転するとみられるが、経済のリバウンドの規模は楽観視されるべきではなく、構造改革は依然として推進し続ける必要がある」と述べました。
中国社会科学院金融研究所銀行研究室の曾剛主任は「経済成長率は下落を続けているものの、総合価格や固定資産投資、通貨と与信の総量などから見れば、第1四半期の中国経済の数値は依然として市場予測より良いと考えられる。しかし、国内外の要素を総合して判断するに、経済の「リバウンド」とその規模は余り楽観視出来ず、さらに観察していく必要がある」と述べました。(競・む)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |