木寺大使は3年5ヶ月にわたる任期を振り返り、次のように述べました。
私は、2012年冬に日中関係が国交正常化以来、最も困難な時期に着任した。日本の立場を丁寧に説明し、両国の未来のために積極的に経済、文化及び青少年、文化交流を進めることに力を尽くした。そして昨年は500万人もの中国人観光客が訪日したばかりでなく、今年もさらに勢いを増す傾向にある。また喜ばしいことに、今年に入ってからは中国を訪れる日本人の数も勢いを取り戻している。両国の国民交流を止めるものはなくなりつつある。
最後に、木寺大使は任期中に支援を得た多くの人々に感謝の気持ちを伝えると同時に、中国を離れても自身の役割の中で、今後も日中関係の発展のために力を尽くしていくと述べました。
木寺大使は2012年11月から2016年3月まで駐中国日本大使を務め、2016年4月から駐フランス大使に就任します。
また、今回開催された 「Enjoy Nippon!~full of your favorites~」のイベントには、日本国自治体国際化協会(CLAIR)、国際協力機構(JICA)、全日本空輸株式会社、電通テック北京広告有限公司、三菱自動車工業株式会社、サンポー食品など約90社の展示ブースが設けられ、約1200人の来場者が、日本新製品の試用や茶道文化を体験し、日本文化の魅力に触れていました。 (取材・写真:趙雲莎)
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