長野県の阿部守一知事が率いる、松本日中友好協会と白馬村の関係者からなる一行が7日、東京の中国駐日大使館を訪問し、程永華特命全権大使と話し合いました。
席上、程永華大使は、「日本の各地方の知事の中で、長野県の阿部守一知事とよく交流している」とし、長野県が姉妹関係を持つ中国河北省と環境、観光、人材交流の分野においてよく交流を進めていることなどについて話し、長野県の中国との友好往来を高く評価しました。程大使は、また、長野県の冬季五輪開催の経験は北京と河北省の参考になり、2022年に開催する北京冬季五輪に力を貸してくれるよう期待を寄せました。
阿部守一知事は、「程永華大使と13回も話し合うことができた。これは、中国駐日大使館が日本の地方交流、さらに民間交流を重視している証だ」と語りました。阿部知事は、また、「知事就任以来、長野県は中国と最も緊密な関係を築き上げてきた。毎年中国を訪れ、長野県と姉妹関係を持つ中国河北省を初め、中国との友好事業を推進してきた。インターンシップの受け入れ、環境、医療、ウィンタースポーツなどの分野で盛んな交流を進めている」と語りました。
さらに、阿部知事は、2022年北京冬季オリンピック・パラリンピック大会をきっかけに、長野県の冬季五輪開催の経験を活かしながら観光と冬季スポーツ産業の相互振興と日中間の更なる交流の促進につなげていきたいと期待を語りました。(文責、写真:李軼豪(東京特派員))
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |