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中日知名メディア人対話会、東京で開催

2016-04-05 12:54:40     cri    

 中国公共外交協会の主催による中日知名メディア人対話会が4日、東京で開かれました。中日両国のメディア関係者50人余りが出席し、両国の友好増進や民間の実務協力の推進などを巡って話し合いました。

 今回の対話会では、「両国間の齟齬を乗り越え、共通の価値観を見出そう」、「グローバル化の背景下における中日協力の必要性」、及び「中日関係の改善に向けて、民間協力を如何に推進するか」などのテーマが設置されました。

 雑誌「人民中国」の王衆一総編集長は日本でヘイトスピーチが台頭する傾向について、「憎しみや差別を煽るようなことは、中日が見出そうとしている共通の価値観ではない」と指摘しました。

 北京大学中国語学科の張頤武教授は、「中日の生活様式や流行・趣味を紹介し合うことで、両国国民の『相手国のことを知ろう』という興味を引き出す。これによって、民間レベルの交流を促していく」との考えを示しました。

 中国国際放送局(CRI)東北アジア中央アジアセンターの張暉主任は、日本の大手動画配信サイト「ニコニコ動画」との協力の実績を紹介し、「昨年9月3日の中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利記念式典と、今年の全国人民代表大会開幕式での李克強首相による政府活動報告に関する生放送番組をニコニコ動画のサイトで取り上げ、それぞれ1億4000万人と1億6000万人の累計閲覧者数を達成した。これは、日本人に中国への理解を深めてもらう上で積極的な役割を果たしていると言えるだろう。中日のメディアは友好交流の架け橋を築くために、しかるべき責任を担うべきだ」と述べました。

 両国のメディア関係者はまた、「双方の政治的関係がどうであろうと、民間の交流と往来を断ち切ってはならない。両国の世論は不満や偏見を捨て、相手国のことをより全面的かつ積極的、正確に報道し、共に両国関係の前向きな発展を推進していくべきだ」としています。(洋、謙)

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