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世界貿易機関(WTO)は7日、世界貿易における需要の不確実性の影響を受けて、今年の世界貿易量は2015年と比べて2.8%増加するにとどまり、横ばいになるとの見通しを示しました。伸び率予想が3%を下回るのは、これで連続5年目です。
WTOはまた、2017年の世界貿易量について3.6%増加すると予測する一方で、新興経済国の経済減速や金融市場の変動拡大、為替レートの乱高下などによる下方リスクを抱えていることから、「現在の予測データはさらに下方修正する可能性がある」と示唆しました。
WTOのデータによりますと、地域別では、今年、アジアは輸出の伸び率が最も大きく3.4%に達し、北アメリカとヨーロッパ(いずれも3.1%増)がそれに次ぐということです。(ZHL、謙)
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