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<全人代>食糧生産能力を高め、農民の増収を支持=農業省

2016-03-07 19:00:56     cri    
 農業省の韓長賦農業相は7日、メディアセンターで開かれた記者会見で、「食糧生産量は引き続き増加するか」「農民の増収にどんな支援策があるか」「近代化農業の発展計画」などの注目を集める課題について、記者の質問に答えました。

 食糧生産について、韓農業相は、食糧の連続増産を求めないことを明確にしながらも、人口規模の大きさゆえの食糧生産の安定を保証することの重要性を強調し、品種と価格面で食糧の競争力を向上させ、経営規模を拡大し、生産コストを低減し、新しい農業技術を導入していくとし、「食糧の生産量は技術的問題である一方、食糧安全は戦略的問題だ。両者を優先順位から見れば、戦略的問題の解決を急ぐことが先に来るだろう」と述べました。

 また、農業従事者の増収面に関しては、韓農業相は新たな五カ年計画で提起された農業従事者の収入を年平均で6.5%ずつ上げていくという計画に関する5つの政策支援について解説しました。

 1つ目はコスト削減と、高効率化による家庭経営の増益。2つ目は産業化の推進による付加価値の向上。3つ目は都市化の推進により、公共サービスの均等化を図り、条件に満たした農業従事者には都市住民としての身分を与えること。4つ目は財政支援を増やすこと。5つ目は農村地区の所有権制度の改革を促し、所有資産による収入を増加することで、農業省は現在農村集団所有権改革についての意見をまとめているところだとしました。

 また、都市化、情報化と工業化に比べ、農業近代化の発展速度が遅いという現状について、韓農業相はその解決案として、「農業の経営・生産・産業システムのモデルチェンジとアップグレードを図らなければならない」と述べたほか、供給量、収入額、生態系保護の保障に関しても、この先5年をかけて改善に努め、農業従事者の生活水準向上を考えていきたいとしました。

 ほかにも、農産品の品質と安全を保障する面での具体的な措置として、責任の明確化、処罰体制の厳格化、生産の標準化や生産者特定システムなどの構築を推進することなどを挙げました。(怡康、む)

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