全国人民代表大会の代表で中国国家発展改革委員会の副主任を務める国家エネルギー局のヌル・バイクリー局長は記者のインタビューに答え、「中国は清潔で低炭素排出の資源開発をエネルギー構造調整の方向に定め、エネルギーの安全利用について把握している。中国のエネルギー革命推進は必ず世界にチャンスを与えるだろう。中国のエネルギー構造調整は自国のエネルギー安全確保に役立つだけでなく、世界にもチャンスを与える。国際的にエネルギー協力を強めるためには、『一帯一路』の沿線国と地域が重要である。中国は協力ウィンウィンを選び、中国のエネルギー利用を確保し、さらに沿線国の共同発展を促す」と話しました。

　国家エネルギー局が推進するエネルギー分野における供給側の構造改革について、同局長は「石炭業界の過剰生産能力問題を解決し、業界の貧困離脱を加速させることが第一だ。今年から3年以内に新しい炭鉱プロジェクトの審査を停止するとともに、時代遅れの生産設備や能力を処分する計画だ。政府は統合再編成、整理統合、レベルアップを通じて能率を高めていく方針だ」と紹介しました。（殷、星）