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中国商務省の瀋丹陽報道官は2日「外国資本が買収合併の形で中国の国有企業改革に参与することを、われわれは積極的に支持すべきだ」との姿勢を示しました。
瀋報道官は「資源とエネルギーが限られている当面の情勢の下で、外資による買収合併は、現有の資源の活性化につがなり、産業のモデル転換とグレードアップに役立ち、進んだ国際的管理ノーハウを導入し、中国企業の国際競争力を強化することになるだろう」と述べました。
さらに「2015年、国境をまたがる世界の買収合併が世界の外国投資に占める割合は38%にも上がった。しかし、外国投資家が買収合併の形で中国へ投資した金額は178億ドルで、全国の外資利用額の14%しか占めていない。近年、外資による買収合併が安定した伸びを見せているものの、国際水準をはるかに下回っている」と述べました。
瀋報道官は「中国は、外資導入制限措置をさらに減らし、ハイテク産業や、環境にやさしい産業、サービス業への外資導入を促し、一部の商品やサービスの効果的な供給が不足するという現状を改善していくべきだ」と述べました。(MOU)
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