報道によりますと、日本は核兵器に転用可能なプルトニウムを48トン有しており、米カーネギー国際平和財団上席研究員ジェームズ・アクトン氏がこのほど日本記者クラブでスピーチした際にも、「プルトニウムを溜め込むことは、アジア一帯の緊張や核リスクを加速する恐れがある。その他の国もこぞって核物質を貯蔵するようになる可能性も有る。プルトニウムの保有はその国の原子力発電所における使用範囲を超えるべきではない」と指摘していました。

　これについて、洪報道官は、「日本が過剰にセンシティブな核物質を貯蔵している問題、およびその核安全、核拡散リスクについて、国際社会はこれまでも注目を続けている。ＩＡＥＡおよび核安全サミットでも、核物質の需要と供給のバランスを保つことを呼びかけている。日本は責任ある態度で、確実な行動を採り、国際社会の心配を払拭するよう望みたい」と述べました。（ooeiei、atomu）