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日本は歴史に対する正しい認識と深い反省を=外務省

2016-01-05 20:21:20     cri    

 外務省の華春瑩報道官は5日午後行われた定例記者会見で、日本と韓国がこのほど慰安婦問題で合意したことに関する質問に答え、「日本には誠実且つ責任ある態度で、歴史に対する正しい認識と、深い反省を望みたい」と強調しました。

 華春瑩報道官は「慰安婦の強制連行は、日本軍国主義が第二次世界大戦期間中に犯した、人道主義に反する深刻な犯罪行為だ。歴史を克明に記し、平和のありがたみを考え、未来を共に切り拓き、人類の尊厳を擁護するという積極的役割を発揮するため、これらの関係資料は人類の共通の記憶として重要視され、保護されるべきだ。小手先の策を弄し歴史を風化ないし否定しようとする企みは、日本側の歴史問題に対する態度を疑わせるものにしかならない」と述べた後、「日本は誠実且つ責任ある態度を以って、歴史問題を正しく認識、深く反省すべきだ。実際の行動と関連問題の適切な処理を通じて、アジアの隣国と国際社会からの信頼を得ていくべきだ」と述べました。

 なお、日本と韓国は、2015年12月28日、慰安婦問題の解決について合意した後、日本は、韓国が日本大使館の前に設置されている慰安婦像を移転する意思があると数回説明、また、韓国は中国と連携して慰安婦資料の世界記憶遺産への登録申請はしないという説明を行いました。これに対して、韓国側は、「誤解を招く行為を避けるよう」、日本に求めています。(朱・む)

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