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欧州理事会長 EUが危機状態に直面していると指摘

2016-02-16 15:56:52     cri    
 EU・欧州理事会のドナルド・トゥスク議長は15日夜、ルーマニアの首都ブカレストで、「欧州は『危機状態』に直面している。まもなく開催されるEU春季サミットでは、イギリスの加盟国地位問題や移民危機問題が討議される」と述べ、全力を挙げてあらゆる課題に対応するよう、各国に求めました。

 また、同日、トゥスク議長は、ルーマニアのクラウス・ヨハニス大統領と会談した後行われた共同記者会見で、「イギリスがEUに残るかどうかは、イギリス国民が自ら決めるものだとは言え、EUの未来にかかわる問題だ」と強調しました。また、「EUがイギリスと新たな協定を調印することを提案したが、一部の政治問題はまだ解決されていない」と明らかにしました。

 なお、別の報道によりますと、フランスのオランド大統領は同じ15日夜大統領府で、フランス訪問中のイギリスのキャメロン首相と、EUの春季サミットをめぐって約1時間ほど会談しました。フランスのある要人はこの日の夜報道機関に対して、「フランスは、イギリスをEUに引き止める協定で合意することを望んでいるが、経済改善などの問題をめぐって度重なる交渉を進めて行く必要がある」と強調しました。

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