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EU、最低限の国境管理をシェンゲン加盟国に求める

2016-01-07 14:17:28     cri    
 欧州委員会の移民・内務・市民権担当のアヴラモプロス委員は6日、シェンゲン協定の国々における移動の利便性を保つため、国境管理の一時的措置を最低限に維持するよう加盟国に求めました。

 難民の流入を制限するため、北ヨーロッパのスウェーデンやデンマークはこのほど、国境管理を強化する措置を相次いで実施しています。これを受け、EUは6日、デンマーク、スウェーデン、ドイツの高官を招いて、シェンゲン協定加盟国の国境管理について協議しました。

 その後、アヴラモプロス委員は、デンマークやスウェーデン、ドイツの移民担当の高官と共同記者会見を行い、人的往来でも経済面でもシェンゲン加盟国間の自由な移動を確保することで双方が合意していると表明しました。さらに加盟国が講じている国境管理強化措置について「こうした措置を最低限に維持し、できるだけ早く平常に回復することで意見が一致している」と述べました。(MOU、星)

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