中国の王毅外相は12日、雲南省景洪市で開かれている瀾滄江・メコン川協力第1回外相会議に出席後、ミャンマー情勢や、中国とミャンマーとの関係について語りました。

　ミャンマーの総選挙について、王外相は「順調に無事実施され、中国はこれを歓迎している。友好関係にある隣国として、ミャンマーの政局安定、和解、経済発展とともに、各党派が一致団結した国家発展が進むことを心から望んでいる。中国はミャンマーを引き続き支持し、支援する」と話しました。

　さらに「中国とミャンマーは友好の善隣で、伝統的友情を固め、各分野の実務的な協力を強化することは、両国と両国人民の共通した願いである。ミャンマーに対して友好の政策を引き続き実施し、ミャンマーの民族和解のプロセスを支持し、ミャンマーと共に辺境地域の安定を維持していく。双方の努力の下で、両国の全面的戦略パートナーシップがさらに固められ、強化され、両国人民に確実な利益がより多くもたらされるだろう」との考えを表しました。（MOU）