中国の習近平国家主席は現地時間の20日にカイロ入りし、エジプトに対する公式訪問を始めました。

　エジプト空軍の戦闘機8機に護衛されて、習近平主席が乗った特別機は現地時間午後5時35分ごろにカイロ国際空港に到着し、シーシ大統領の自らの出迎えを受けました。

　習主席は空港で、｢中国とエジプトはともに世界の古い文明大国で、両国人民は長い友好交流の歴史を持っている。エジプトは最も早く中国と国交樹立したアラブ国家であり、アフリカ国家でもある。国交樹立以来、両国は一貫して互いに理解し尊重しあい、また互いに信頼し支持し合っている。シーシー大統領が2014年12月に中国を訪問した際、両国関係は全面的戦略パートナーシップに引き上げられ、各分野における両国の協力により広い舞台を切り開いた。今回の訪問を通じて、シーシー大統領をはじめとするエジプトの指導者とともに、二国関係やともに関心を寄せる問題について踏み込んだ意見交換を行い、両国の関係発展に長期的な計画を立てて、全面的戦略パートナーシップを推進していきたい｣と述べました。

　エジプトは今回、習近平主席の中東歴訪の二カ国目で、その後、習主席はイランを訪問することになっています。（01/21　Lin、 Kokusei）