会員登録

旧日本軍の遺棄化学兵器写真展がハーグで

2015-12-01 13:07:37     cri    

 化学兵器禁止機関(OPCW)第20回締約国会議が11月30日、オランダのハーグで開幕しました。期間中、中国代表団は中国に侵攻した旧日本軍が使用し、遺棄した化学兵器の写真展を開きました。

 この写真展では日本の遺棄化学兵器がもたらした危害と、その後の廃棄の状況が全面的に展示されています。写真展に出席した化学兵器禁止機関のウズムジュ事務局長は「この写真展によって、日本の遺棄化学兵器の現実的な危険と廃棄の緊急性が多くの人々に、より理解されるだろう。化学兵器禁止機関は今後も関連したメカニズムを通じ、旧日本軍が中国に遺棄した化学兵器を一刻も早く廃棄できるよう努力したい」と述べました。

 化学兵器禁止機関の中国代表を務める陳旭氏は「70年前、中国を侵略した旧日本軍が化学兵器を公然と使用し、中国の軍と人民に巨大な犠牲者をもたらした。70年後の今も、旧日本軍の遺棄化学兵器が、中国人民の生命と財産、生態環境の安全を脅かしている」と訴えました。

 中国では18の省と直轄市において、日本の遺棄化学兵器が90カ所以上の場所で発見されています。陳代表は「廃棄処理は『化学兵器禁止条約(CWC)』の規定であり、日本が尽くすべき国際的義務である。中国は廃棄作業の遅れに非常に関心を持っており、日本に対し、作業を急ぐよう促したい」と強調しました。(玉華、山下)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS