会員登録

日本はユネスコ干渉を止めよ

2015-10-11 13:31:49     cri    

 中国外務省の華春瑩報道官は10日の記者会見で、南京大虐殺関連資料の世界記憶遺産登録について、日本側に対し、でたらめな発言をやめ、ユネスコの正常な活動への妨害を直ちに停止するよう呼びかけました。

 ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)は9日に公式サイト上で中国の南京大虐殺関連資料の世界記憶遺産登録を発表しました。これを受けて、日本外務省は10日、報道官談話を発表し、「中国の一方的な主張に基づき申請されたものであり、文書は完全性や真正性に問題があることは明らかだ」とした上で、記憶遺産として登録されたことは、「中立・公平であるべき国際機関として問題であり」、「ユネスコの場を政治的に利用している」と批判しました。

 一方、南京大虐殺関連資料の世界記憶遺産登録について、華報道官は歓迎の意を表し、「関連規定に基づき、これら貴重な歴史資料がよりよく保護され広められることによって、歴史を記憶し、平和を尊び、未来をともに創造し、人類の尊厳を守るという積極的な役割を果たすだろう」と述べました。

 さらに、「南京大虐殺は、第二次世界大戦の期間中、日本軍国主義の犯した深刻な罪であり、国際社会で公認の事実である。中国側の申請資料は世界記憶遺産の選考基準に合致するものであり、特に真実性と完全性の基準に合致するものであるし、申請手順もユネスコの関連規則に基づいてなされたものであるから、その結果は全人類にとって共通の記憶となるべきだ」と述べました。

 日本側の反発に対して、華報道官は「事実は否定できず、歴史は歪曲できない。日本側の反発は日本が歴史を直視したがらないという誤った態度を改めて示した」と強調したうえで、日本に対して、歴史に責任を持ち、侵略の歴史を直視するとともに、過ちを正し、中国側の申請に対する干渉や、ユネスコの正常な活動への妨害を直ちに中止し、実際の行動によって国際社会からの信用を得るよう呼びかけました。(Lin,向)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS