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トルコのNTVテレビ局がトルコ軍当局の話を引用して伝えたところによりますと、現地時間24日9時29分ごろ、トルコがF16 戦闘機2機を出動してシリア北部から入りトルコの領空を侵犯したロシア戦闘機SU24を撃墜し、その後シリア国境内に墜落したということです。
トルコ武装部隊総参謀部は同日声明を発表し、「トルコ軍がロシア軍機に数回警告したが応じてくれなかった。トルコ大統領府は、ロシア軍機がトルコの領空を侵犯したとみている」としています。
一方、ロシアのプーチン大統領は24日、「ロシアはこの犯罪行為を容認できない。今回の事件は両国の関係を甚だしく影響するだろう」と非難したうえで、「ロシア軍機は当時、シリアのラタキア北部山岳地帯で武装勢力を打撃する任務に当たっており、トルコを脅かすことなど全くなかった」と強調しました。
ロシア連邦参謀本部行動総局長は「トルコによりロシア軍機が撃墜された後、シリアでのロシア空軍の安全を確保するため、ロシア軍は特別措置を講じていく」と明らかにしました。
国連のドゥジャリク事務総長報道官は24日、「パン•ギムン事務総長は、トルコがロシア軍機を撃墜したことに注目している。信頼できる徹底的な調査を行い、事実を明らかにし、そしてこのようなことを再発しないよう望む」と述べました。(朱、kokusei)
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