今回の訪問は、中国の国家主席にとって10年ぶりのイギリス公式訪問であり、習主席はロンドンとマンチェスターを訪れました。

　ロンドンでは、エリザベス女王による盛大な歓迎式典や晩餐会に出席し、イギリス議会で演説を行いました。また、キャメロン首相と会談し、イギリスとの21世紀に向けた全面的戦略パートナーシップを構築し、両国関係の「黄金時代」を切り開こうということで合意しました。

　マンチェスターでは、国立グラフェン研究所やサッカーの名門クラブ「マンチェスター・シティ」を視察し、中国との協力で建設が進められている「エアポート・シティ」を見学しました。

　習主席の今回の訪問について、中国の王毅外相は「中国とイギリスの関係を全面的に推進し、中国とヨーロッパの協力にも新たな原動力を注いだ」と評価しています。（鵬、kokusei）