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習主席がシティ・オブ・ロンドンで講演

2015-10-22 14:44:08     cri    

 イギリスを訪問中の中国の習近平国家主席は21日、金融の中心地シティ・オブ・ロンドンで、「包容力のある開放を共に唱導し、平和発展を共に促す」をテーマに講演を行いました。その中で、習主席は「中英が長期的かつ戦略的な見地に立ち、包容力のある開放姿勢を示し、両国関係の『黄金時代』を共に切り開けるよう願っている」と期待を込めました。

 まず、習主席は「中国人民とイギリス人民は歴史上、輝かしい文明をつくり出し、人類文明の進歩に深遠なる影響を与えた。今の世界では冷戦思考と陣営の対抗がすでに時流に合わなくなった。世界各国は責任ある態度で協調行動を取らなければならない」と強調しました。そのうえで、中国の発展と現状について紹介しました。

 第一に、中国は社会主義の道のりを歩んでいる。これは歴史の選択であり、国民の選択でもある。わずか数十年の時間で、先進国が歩んできた数百年の発展の道を歩んだ。これは中国人民が正しい道を歩んでいることを証明している。中国の社会主義は、固執した教条ではなく、硬化した戒律でもなく、実践の中で発展し変化しつつあるものである。実践を通じ、絶えず改善し、発展の中で耐えず変革を起し、中国の特色ある社会主義を形成・発展させた。国民に持続的に福祉をもたらす発展の道こそ、最も生命力がある。

 第二に、中国人民は、より良い生活を求めている。中国は今もなお、世界最大の発展途上国である。より良い生活を送るためにはまだ、長期的な努力を必要としている。中国の夢は、中国人民が幸せを求める夢であり、世界各国人民の美しい夢とつながっている。中国の発展は、世界の発展と同調しており、世界各国の共同発展にさらに多くの活力を注ぎ、より大きなチャンスをもたらすだろう。中国はイギリスを含む国際社会と共に、実際の行動を通じ、より大きな潜在力を発揮し、より大きな発展を実現したい。

 第三に、中国人民は平和と発展の世界を望んでいる。中華民族の平和を愛するDNAを引き継いでいる。平和発展の道を堅持し、『国が強くなれば必ず覇権を唱える』というロジックを受け入れず、人類の運命共同体を構築し、協力ウィンウィンを核心とした新しい国際関係の構築を唱導している。世界各国と共に、世界平和を擁護し、公平と正義を守り、共栄の実現を推進していく。中国の発展は他国の利益を犠牲にするものではなく、共同利益を増進させるものだ」と述べました。

 習主席は「中国とイギリスは遠く離れているが、遠くて近い国だ」と述べ、時代に与えられた機会をしっかりと掴み、中英関係の「黄金時代」を共に切り開き、人類の平和と発展に新たな貢献をするよう期待を寄せました。(ZHL、YM)

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