20150929news2
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習近平国家主席は28日、ニューヨークでギリシアのチプラス首相、イランのハッサン・ローハニ大統領、デンマークのラース・ルッケ・ラスムセン首相とそれぞれ会談しました。
習主席はギリシアのチプラス首相と会談した際、「ギリシアは中国の良き友、良きパートナーである。国交樹立以来43年、相互信頼、互恵協力を堅持し、両国関係は健全且つ安定して発展してきた。来年は中国とギリシアの全面的戦略パートナーシップ樹立10周年で、両国関係には明るい未来が広がっている。中国ギリシア海洋協力プラットフォームを生かし海洋の開発、利用、保護など分野で交流と協力を継続していく」としました。その上で、欧州難民危機問題についても触れ、「このほど発生した欧州難民問題は国際社会の注目を集めている。当面の難民問題は発展の不均衡と地域が不安定であることが原因である。難民に人道的援助を与えると同時に、貧困及び社会の不安定要素を効果的に解決する必要がある」と述べました。
これに対し、ギリシアのチプラス首相は「ギリシア側は中国との伝統的な友好関係を大切にしている。そして、中国からの貴重な支援に感謝する。中国との協力は戦略的な意義を持つ」と述べました。
また、イランのハッサン・ローハニ大統領と会談した際、習主席は「中国はイランとの関係を非常に重視し、国交樹立後40年来、両国間には確固たる友情と協力の基礎が築かれた。先日、イランと6カ国はイランの核をめぐる協議で最終合意に達した。協議内容が実行に移されれば、イランは対外協力面でより多くのチャンスに恵まれ、中国イラン関係にも新しい発展チャンスが訪れる。われわれはイラン側と手を携えて両国関係と実務協力のレベルを高めることを期待する」と述べました。
ローハニ大統領は「中国との友好関係を重視し、新しい情勢の下で中国とのハイレベル往来を密接にし、二国間関係をより発展させていきたい」と述べました。
更に、デンマークのラスムセン首相と会談した際、習主席は「ここ数年、中国とデンマークは各分野での交流が成果を収めている。両国の貿易額はすでに百億ドルを突破し、中国はすでにデンマークにとってアジアでの第1位の貿易パートナーであり、海外の第2大投資国となっている。われわれはデンマーク側と連携して、中欧関係と中国北ヨーロッパの協力が新しい成果を収めるよう努力していきたい」と述べました。
これに対し、ラスムセン首相は「今年はデンマーク中国の国交樹立65周年にあたり、両国関係が急速に発展していることを非常にうれしく思う。デンマークは中国が気候変動や持続的発展など分野において重要な役割を果たしていることを賞賛する。両国が多くの分野で意思疎通を強化できるようにしていきたい」と述べました。
(hj keiko)
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