中国の習近平国家主席は27日、ニューヨークでシエラレオネのコロマ大統領と会談を行いました。

　習主席は「中国・アフリカ協力フォーラム（FOCAC）は12月上旬、南アフリカで開催される予定だ。アフリカ大陸での開催は初めてで、重要な意義がある。中国側はコロマ大統領がフォーラムに出席し、そして、フォーラムの成功に積極的な役割を果たすことを歓迎する。中国はシエラレオネとともにポスト2015年開発アジェンダ、気候変動、国連安全保障理事会の改革など国際と地域問題において、協力を強化し、発展途上国としての共通した利益を守っていきたい」と表しました。

　これに対し、コロマ大統領は「シエラレオネはこれまで通り中国との関係を維持し発展させていく。中国と発展、衛生、インフラ施設などの分野における協力を行い、多国間問題の解決において双方の協力を緊密にしていきたい」と話しました。（殷、kokusei）