20150929news3
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習近平国家主席は28日、ニューヨークの国連本部で開かれた国連平和維持活動(PKO)サミットで演説しました。
習主席は演説の中で、「平和は人類の共通の願いであり崇高な目標である。国連平和維持活動は平和のために誕生し、平和のために存在し、世界の平和と安全を維持する重要な道具になっている。また、平和維持活動は紛争地域に信頼と希望をもたらしている」と述べました。習主席は、「中国は平和維持の基本的な原則を守ることを主張し、引き続き国連憲章とハマーショルド原則を堅持していく。国連安保理の決議は完全に実施されるべきだ。いかなる国も権限を越えて事を運ぶべきではない」と強調しました。
また、習主席は「中国は国連安保理の常任理事国として、25年に渡って平和維持活動に参加しており、平和維持活動への主な出兵国であり出資国になっている。平和維持活動の改善と強化を支持するために、中国は新たな国連平和維持待機メカニズムに加入する。そして、率先して常に平和維持警察隊を編成し、同時に8000人規模の平和維持待機部隊を編成する計画だ。また、国連の要求に応じて、より多くのプロジェクトや運輸、医療関係者を平和維持活動に派遣していく」と表明しました。さらに、「今後5年の間、各国のために平和維持要員2000人を育成するほか、アフリカ連合に総額1億ドルの軍事援助をする」と述べました。(玉華、keiko)
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