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中国の習近平国家主席は25日、ワシントンでアメリカのオバマ大統領と会談しました。習主席はその席上、中米関係の発展について次のような提案を行ないました。
1、ハイレベルならびに各レベルで密接に往来を重ね、中米戦略・経済対話や人的文化交流ハイレベル協議、中米商業貿易合同委員会などの重要な対話メカニズムを効果的に活用していく。ハイレベルな戦略的対話による中米関係へのけん引力と推進力を引き続き発揮していくこと。
2、経済貿易や軍隊、反テロ、法執行、エネルギー、環境保護、インフラ施設整備などの分野で実務的な協力を充実、拡大すること。
3、人的文化交流を密接にし、両国関係を支える社会的基盤を固めること。
4、歴史や文化伝統、社会制度、発展の道とそのプロセスにおいて、互いの相違点を尊重し、それを互いに学び合い、共に進歩する原動力になるよう努力すること。
5、アジア太平洋地域の実務を巡って、引き続き対話と協力を深めること。
6、地域的、または世界的な課題に共に対応し、中米関係の戦略的内容を充実させ、国際社会により多く貢献すること。
習主席はまた、中米関係を「世界で最も重要な2国間関係の1つ」として、「国交を樹立して36年以来、中米関係は数々の困難を乗り越え、終始前向きで、歴史的な発展を遂げている。2013年6月、私とオバマ大統領はサニーランドで会談を行い、中米の新型大国関係を共に構築することで一致した。以来2年余り経ったが、中米関係は絶えず進展し、両国と世界の人々に多くの利益をもたらした」と指摘しました。さらに「中国はアメリカと共に、衝突せず対抗せず、相互尊重、協力互恵の原則に則り、中米間や地域的、世界的なレベルで実務的な協力を拡大し、中米関係を正しい方向に、前向きに進めていきたい」と強調しました。(洋、Keiko)
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