20150904news4
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ロシアのプーチン大統領は4日「アジア太平洋地域は現在、世界経済をけん引する機関車で、アジア太平洋地域諸国との関係を強化することはロシアにとって戦略的意義がある」と話しました。
これは、3日から5日にかけてウラジオストクで開催中の初の東方経済フォーラムで述べられたものです。
この中で、プーチン大統領は「現在、一部経済問題を抱えているにもかかわらず、アジア太平洋地域は依然として世界経済をけん引する機関車であり、世界の商品とサービス貿易における最も重要な市場でもある。アジア太平洋地域諸国との関係を強化することはロシアにとって戦略的意義がある。一方、世界的資源基地と見られるロシアは、アジア太平洋地域の急成長を保障できる」と述べました。
プーチン大統領はさらに、「今年5月に、ロシアと中国は欧州アジア経済連盟とシルクロード経済帯の建設で連携と協力を推進していくことで合意した。これは欧州とアジアの一体化推進と、アジア太平洋諸国間の互恵協力にも新たなチャンスをもたらした。ロシアの極東地域はアジア太平洋諸国と協力を強化する上で、最前方の地域であり、中国、日本、韓国などのアジア太平洋の国々のこの地域への投資を歓迎する」と語りました。(ミン・イヒョウ Kokusei)
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