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 露財相、米にIMF出資割当額改革推進を再要求

2015-07-10 16:27:16     cri    

 ロシアのシルアノフ財務相は8日、ウファで行った記者会見で、「BRICS(中国、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカの新興5カ国)はアメリカに対し、国際通貨基金(IMF)への出資割り当て額の改革を積極的に推進するよう再び求める。アメリカ議会が一日も早く改革案を採択するよう希望する」と述べました。

 シルアノフ財務相は、「2010年11月開かれたG20ソウル・サミットで、IMFへの出資割り当て額の改革について一致に達した。しかし、この改革案は今現在、まだ実行されていない。アメリカ議会は今でも改革案を承認していない。BRICSはアメリカに対し、承認プロセスを加速するよう再び求めるつもりだ」と述べました。

 G20ソウル・サミットでは、各国は発展途上国に有利な原則に照らし合わせて、IMFへの出資割り当て額を改めて分配する改革案に一致して同意しました。この改革案が実施されると、先進国の出資割り当て額は57.7%に引き下げられ、発展途上国の出資割り当て額は42.3%に引き上げられます。中国の出資割り当て額も3.72%から6.39%に増えて、アメリカと日本に次いで3番目の出資国になります。(玉華、keiko)国際・交流へ

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