今月7日に旧正月を迎えたばかりの中国は、まだまだ祝日ムードが抜けません。しかも2月は、あともうひとつ大事な祝日があります。2月21日は旧暦の1月15日にあたりますが、この日は中国の元宵節です。海外の皆さんにとってはあまりなじみのない祝日かもしれませんが、中国人にとっては非常に重要な祝日です。
この「元宵」とは、実は食べ物の名前です。黒ゴマやサンザシ、あるいはこしあんを包んだ団子のことで、この日、中国人はこの餡入り団子を煮て食べます。丸い団子には、一家団欒の意味があります。つまり、家内安全を願いながら、家族と一緒に過ごす祝日です。
昔は、一家団欒の祝日は家で食事をするのが当たり前でしたが、最近は外食に出かける人も多いです。料理をする手間が省けますので、外食を利用する人は今後ますます増えるかもしれません。
さて、今週の「ワンポイント」では、チベット・ポタラ宮のふもとにある「ショル」という村についてご紹介しました。ぜひ番組をお聞きください。
それから、旅インフォメーションのコーナーでは、中国国内旅行の情報を3つご紹介しました。ぜひお楽しみに!
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