最近、最低気温は氷点下10度ぐらいの寒さが続いています。朝の出勤もとてもつらいです。中国の南部では大きな雪の被害が出ています。でも、寒い日は続きますが、北京も随分日が長くなってきました。夜明けも少し早くなったし、夕方は5時を過ぎてもまだ明るいです。気温は低いですが、確実に春に向かっているなあという気になります。どんなに寒くても、出勤の道には中国風揚げパン、肉まん、ショウピン、煎餅などを売る人がいます。
「煎餅」は日本の「せんべい」と違います。クレープ状の生地を焼き、中国風でちょっと薄めの揚げパンの「薄脆」などを挟んで卵も落とします。味付けは味噌で。お好みでピリ辛味にしたりして、独特の香りの「香菜」を散らします。
ほっかほかで最高の味です。やわらかくて中身は薄めの揚げパンですから、ばりばりします。特に北京の冬はとても寒いし、煎餅のワンセットを買ったら、あたたかいからいつも両手で持って食べます。これは幼いときから、私の大好物で、中にはたくさんの思い出が込められています。
さて、今週の「ワンポイント」では、ラサ郊外にある漁村の観光についてご紹介しました。ぜひ番組をお聞きください。
それから、旅インフォメーションのコーナーでは、中国の観光情報を3つご紹介しました。ぜひお楽しみに!
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