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   2007-10-15 10:49:15    cri

    


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 今週の「中国の旅」は、チベットシリーズの第二弾をお届けしました。

 チベットは地理的にも文化的にも独特な地域ですから、チベットにいた二週間、これまでなかった体験をしました。

 まず、旅行ではみんな普段使い慣れた洗顔フォームとか、練り歯磨きなどを持って行こうとしますよね。飛行機でラサに着き、顔を洗おうとしたときに、それらのものやグラスなど、すべてのプラスチックの袋に入っている化粧の小道具が、もう、最大限に膨らんでいることに気づきました。そして、蓋を開けると、中身が自動的にどんどん流れ出てきました…。その原因はよく分かりませんが、たぶん気圧の変化に関係があるんでしょうね。いきなり標高何千メートルの所へ異動するわけですから。

      

 続けてお話したいのは、チベットの気候です。標高が高いため、旅行シーズンの夏にも、朝晩はかなり冷え込みます。そして、朝が快適で、夕方には雨が降る天気が多いです。ですから、チベットを観光する場合は、防寒道具と雨具を用意しなければいけませんね。

 食事の面では、実はチベットといっても、そこにいた二週間は、ほとんど毎日四川料理を食べていました。チベットは四川省に近く、四川省出身の人々が多く暮らしています。しかも、世界中で料理商売で有名な四川人ですから、チベット全域で四川料理のお店が沢山あります。本物のチベット料理は二三回ぐらい食べました。高原特有の植物、はだか麦の粉で作ったツァンパとか、ヤクの肉まん、バター茶などをいただきました。とても口に合う味でした。その中で、特に、バター茶が大好きです。

 バター茶はチベット族の人々が愛飲するものです。とても濃厚な味がします。ラサではお茶屋さんがとても多いです。繁華街の観光客向けのお店はちょっと値段が高いですが、路地に一歩入って、地元のチベット人と一緒に、美味しいバター茶を楽しむのもいいと思います。私は実際行ったことがないんですが、店に入ると、小銭をいっぱ出してテーブルにおきます。それで店員がやってきて、一杯注ぐ度に、その料金を取っていくそうです。

    

 ところで、チベットの人たちはみんな仏教信者だということですが、チベットの友達と接して、いくつか気づいたことがあります。例えば、一緒に車に乗って出かけるとき、特に高い山に登ると、険しいところとか、峠のところには、必ず経文が書かれた五色の旗が見えます。それは旅行の安全を祈るものです。車に乗ったチベット族の人達はそのようなときに、「ソソソソラーソロー」と言いますね。最初は彼らが何をつぶやいたのか全然聞き取れなかったんですが、教えられた後、峠を越えるとき、私たちも一緒に「ソソソソラーソロー」と、いうようになりました。

 それから、お寺に行くとき、仏像を拝観しますね。そのとき、仏像や、タンカという仏画、壁画、経文などを人差し指で指すことはいけないとされています。手のひらを上に向けて指すことが正しいそうです。

 やはり、事前に、旅先の資料を調べたりして、土地のしきたりや宗教的なことなど、多少知識を準備してから行ったほうが、失礼なことをせずに、楽しく過ごせると思います。

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