さぁ今日は最終日だ、頑張っていこう。娘と2階のレストランへ、なかなか雰囲気のいいビュッフェだ。けっこう品数も多いので楽しみだ。さっそく取りに行って食べるが、何か今一である。けっして不味くは無いのだが、それに期待していた思いもあるのかもしれない。娘も言っていたが、最初のウルムチのが一番よかったと。そそくさ食べ終えて部屋へ戻りパッキングしてロービーに集合した。
バスが来たので盛り込んで出掛けた。今日は王府井(ワンフウチン)と天安門広場へ行く、ここから近いので30分ほどで裏の方に着いた。周りをキョロキョロ、ぜんぜん判らねぇ、バスを降りて王府井通り向かった。裏通りから表通りに出て「わぁーすげぇー、何だこりゃ!」本当にここがあの王府井?!まるっきり変わっちゃっている。通りには人民帽子、人民服、大衣の溢れんばかりの人並みだったのに、薄汚れた商店が軒を並べていたのに、しゃれたハイセンスなショーウインドウの列、高層ビル群、洒落た遊歩道、カラフルな服装でショッピングを楽しんでいる人々、まるで過去から一気にタイムマシーンに乗って現代にタイムスリップした感じに襲われてしまった。皆で集合場所、時間を決めそれぞれ買い物に出掛けていくが、こちとら余りの変わり様にまだ動けない。しばらく一服した後に気を奮い起こして散策し出した。昔あの店があったと思われる所に。しばらく奥へ歩いて行くと、ある大きな建物の前でデジャブ(既視感)に襲われた。百貨大楼だ!顔は綺麗に化粧しているが昔と変わりない。中に入ってまた驚いた。凄く綺麗になっていて、店員も笑顔を浮かべている(中身はわからないが)。変われば変わるもんだ。
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