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揚州
   2007-04-02 10:33:51    cri

  

 揚州は中国江蘇省中西部にある川沿いの港の都市で、長江につながる京杭大運河(北京と杭州を結ぶ運河)沿いにあり、古くから水運の要地です。揚州は江蘇省の省都、南京から100キロ離れ、黒酢の「鎮江香酢」で有名な鎮江と長江を隔てて向かい合っています。揚州の総人口は446万人で、その多くは漢民族ですが、35の少数民族が暮らしています。

 揚州の古称は「越の国」で、その歴史は紀元前5世紀まで遡ることができます。秦の始皇帝が中国を統一した後、今の揚州に広陵県を設け、南北朝の時代には揚州周辺に広陵郡、東広州、呉州などが相次いで設けられていました。紀元589年から、揚州という名前が初めて生まれ、紀元605年に江都郡と変わりました。さらにその後、広陵郡、揚州、江都府、揚州府など複数の名前が使われてきました。

 揚州は隋の時代に京杭大運河が開通して中国の水運の要地となりました。李白、白居易、杜牧、欧陽修などの詩人たちも揚州で暮らした経験があり、揚州をテーマにした数多くの優れた詩を残しています。揚州は中国の国劇である京劇とも深い絆で結ばれています。清の時代、揚州で活躍していた四喜、和春、春台、三慶という4つの劇団が上京して(史上では「徽班上京」と称する)、京劇の基礎を築いたのです。また、揚州には日本の唐招提寺を開いた鑑真和上ゆかりの大明寺があります。大明寺は南朝宋の大明年間(457ー464年)に建立されたもので、その年号にちなんで大明寺と名づけられました。現在の建物は清の同冶年間に再建されたものです。「法浄寺」に変えられていた寺名は、1980年の唐招提寺の鑑真像の里帰りを記念して、元の「大明寺」に戻されました。現在、大明寺には、鑑真和上の坐像(模造)が安置されています。(翻訳:姜平)

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