北京市内を東西に貫く大通り「長安街」。この「長安街」の北に伸びる「南池子街」を100メートルほど歩くと、火鍋料理店「天下一家」が見えてきます。北京の目抜き通り・王府井からもほど近く、菖蒲河公園に隣接という絶好のロケーションが魅力です。
火鍋とは、いわゆる鍋料理のこと。おなががいっぱいになり、栄養も満点。中国では四季を問わず1年中人気がある庶民料理です。唐辛子で真っ赤になった激辛スープでおなじみの四川火鍋などバリエーションはさまざまですが、この店で出されるのは、トレンドの「香港式火鍋」。肉や魚、野菜をしゃぶしゃぶして食べるのは他の火鍋と同じですが、独特な醤油ベースのタレがとてもヘルシー。若い女性を中心に人気です。
店内は広々と清潔で、天井はガラス張りとなっており開放感があります。イメージは、江南地方の古民家。大広間を中心に、離れや回廊がしつらえてあり、庭園には季節の草花が植えられています。インテリアは純中国式。明や清の時代にタイムスリップしたかのような気分が味わえます。
すべてにおいて心地よさを感じさせる空間は、特別なパーティーや接待、デートにピッタリ。2階には、ドリンクやお酒が楽しめるバー・スペースも完備されています。ワインの品揃えがよく、ワイン通にとって穴場になっているのだとか。
香港火鍋「天下一家」
行き方:南池子南口から北へ徒歩100メートルほど(菖蒲河公園北側)
予算:1人当たり150元前後(日本円で2000円)
(来源:国際オンライン/翻訳:末永由希)
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