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春節期間中に新年特別番組「銀河高原鉄道から新たな旅へ」を再放送することになっています。
2006年の中国の旅の話題はなんと言っても、標高5000メートルを走る「青海チベット鉄道」の開通したことです。番組の前半はCRI・中国国際放送局英語部の武ギ秀記者の開通初日の乗車体験を交えながら、青海チベット鉄道とその周辺の見所の魅力、また、鉄道敷設の裏話も紹介しています。
そして、後半は二つの部分に分かれています。まずは、中国で旅行に関する新たな流れ、体験型観光についてです。経済成長の続く中国では、これまでの見るだけの観光ではだんだん満足できなくなって、体験型の観光に興味を持つようになっています。体験型観光の原点といえば、なんと言っても温泉です。温泉の楽しみは本場日本から台湾へ伝えられ、台湾から中国の南方へ、それからさらに北上してきたと言われています。北京の温泉施設は日本の温泉といったいどう違うのか、北京の北、昌平区にある鳳山温泉リゾートに行って、体験してみました。
最後はこれからの中国旅行においてホットな場所の紹介です。世界の旅行情報を提供する会社、Lonely Planet社から発行された『The Best in Travel 2007』では、「2007年お勧めの旅行先」として、中国の新疆ウイグル自治区をリストアップしました。また、「期待される新しい観光都市」として、中国の重慶をトップに上げています。この二ヵ所はこれから人気の観光地になりそうです。
今回の番組は皆さんの中国旅行のご参考なれば、これ以上嬉しいことはありません。
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