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　最近、北京では、交通機関を利用する時、いちいち乗車券を買わずに済むプリペイドカードが人気を呼んでいます。バスも地下鉄もタクシーも同じカードで料金を支払えます。地下鉄の駅などに設けられた販売窓口で、20元のデポジットを預ければ、だれでもカードを購入できます。プリペイドカードですから、事前にある程度入金しておけば、乗った分だけ料金が引き落とされるようになっています。なかなか便利です。

　北京では市内を走るバスなら、料金はだいたい1元ー2元、日本円で15円ー30円です。このカードを利用すると、これまで2割引きのサービスが受けられました。が、元日から北京市政府は一般用カードを持つ乗客は6割引、学生用のカードを持つ乗客は8割引に値下げしました。

　また、今、プリペイドカードで料金を支払えるタクシーも北京市内ですでに三万台に達しているそうです。この台数は今後も増えて行きます。

　統計によりますと、このプリペイドカードはこれまですでに700万枚以上発行され、北京市民の二人に一人がこのカードを持っているということになります。今後、このプリペイドカードは人気商品になると想像できます。みなさんが北京に遊びにいらした時、このカードが1枚あればどこへでも行けますよ。