陸羽泉景勝地は中国江南地方の杭州西北と30余キロメートルに離れている径山鎮にあります。具体的には江南地方の「5山10刹」のトップ??径山寺古代道路の傍に位置します。江南第一漂流探検の双渓竹海漂流に渓流を隔てて向かい合っています。ここでは一万ヘクタールほどの竹林を囲み、二つの谷川が流れてきて、山の上には竹林がいっぱいで、あちこちに茶畑があり、景色が美しくて、自然のままの趣が満ちあふれています。
陸羽泉は面積が約1ヘクタールあります。清流は青玉の池の中に流れ、曲がっている小橋は閣と亭をつなぎ、石畳の小道、芝生とお茶の芽が生えていて、庭園式のお茶の文化聖地です。陸羽古泉は庭園内の側にあります。中国唐の時代の茶聖と言われる陸羽は双渓に隠遁した後、世界初めての茶の専門書「茶経」を書いた時に、ここで泉の水をくんでお茶を賞味したことがあります。泉の名は書道泰斗の沙孟海が題したのものです。清の嘉靖年間の県誌中でこの泉が「冷泉と恵泉に次ぐ」を称するので、天下第3泉だと誉められています。有名な画家範曾は扁額を題字しました。また、「羽仙茶聖」という字は梁平波が題したものです。中国古典文化の名作としての「茶経」の碑廊下と茶文化展示ホールにはすばらしいものが数多くあります。また、鴻漸閣、第1壷、陸羽のお茶屋など見学するにはよい場所が多くあります。
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