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チベットへ列車で旅立とう!
   2006-06-19 10:57:52    cri

   

チベットへ列車で旅立とう! ーー青海ーチベット鉄道沿線のスポット紹介

 この旅は、「世界の屋根」を貫く青海ーチベット鉄道の高原列車に乗って、チベット高原の自然風景を楽しむだけではなく、チベット文化を味わう旅です。

 中国語で、北山煙雨、鳳台留雲、湟流春漲、奇峰突兀、金娥暁日、五峰飛瀑、虎台雄踞、石峡清風と表現される、高原古城は有名な西寧の八大景観です。この中で、最も有名なのは、西寧市湟中県蓮花山にあるタール寺です。タール寺は中国西北地区のチベット仏教の中心で、その主要建築物の「大金瓦殿」は、緑色の壁と金色の瓦からなり、他の建築物と漢式建築、チベット式建築の粋を集めた独特な個性を持つ古代建築群となっています。

 西寧から出発すると、チベット高原北東部にある青海湖に着きます。青海湖は中国最大の塩水湖で、湖面は標高は3262メートルにあります。毎年4月から7月にかけては、湖の中心にある島には数十万羽の渡り鳥で賑わい、青空を飛翔したり、水辺で遊んだり、砂浜で休んだりして、その景観は壮観そのものです。また、鳥の鳴き声も大きく、数十キロ先まで聞こえるのです。

   

 青海湖から800キロメートル離れたところには、砂漠の中の新しい都市ーー格爾木があります。ここには中国最大の塩水湖ーー察爾汗塩湖があり、この湖の中にある色とりどりの結晶塩は珊瑚、塔、花、象牙、宝石などの形をしています。塩水湖の周辺では砂漠が広がり、その風景は極めて珍しいです。天気がよければ、広い湖面はまるで鏡のよにギラギラと輝き、銀色や青色の光を放、時には蜃気楼も見られます。格爾木の北西に南八仙、大風山、茫崖一帯に長さ約100キロ、幅数十キロの雅丹地形があり、ここは形が変化に富んでいて、西部の一大奇観となっています。

 青海ーチベット道路に沿って南へ行くと、周辺は無限の砂漠に崑崙山が連なり、「登山者の天国」と呼ばれる玉珠峰が遠くに対峙しています。標高4767メートルの崑崙山頂には、希少動物のチベットヤギを保護の努力した、故人のソナンダジェさんの墓があります。

  

 青海ーチベット線は、自然環境が人間の生存に厳しいことで有名です。崑崙山から唐古拉山までの連山は、平均標高は4500メートル級の峰が連なっています。気温が低く、空気中の酸素が少ないのですが、絶景が見られます。高原の天気が安定しませんが、時には青空が広がり、また一点俄かに掻き曇り、「六月でも雪が降り、一日の中に四季がある」と言われています。ココシリ無人地帯を通過する際には、群れるチベットヤギが一団が垣間見られ、ラサへ物資を運ぶ百台以上の車列が、独特の風景として見られます。

 長江の源となる唐古拉山格拉丹東の自然風景も極めて珍しく、筍や橋、斗、湖、舌などの形をした氷河地形があり、銀色に包まれた世界です。標高5231メートルの青海?チベット線の最高地点にある唐古拉山峠に立って、チベットと青海を見下ろすと、「壮志雲をしのぐ」気持ちになるでしょう。

   

 唐古拉山を越えると、広がるチベット北部羌塘草原に入ります。ここには鳥の王国と呼ばれる申扎と、野生動物の楽園とされる二つの湖、神聖な湖ナムツォと羊八井地熱景観があるほか、多多カ髑髏壁と那曲競馬祭なども見られます。

 ラサのポタラ宮は世界で最も標高の高いところにある宮殿で、その歴史、芸術的価値の高さで名を知られています。その中には、大量の貴重な文物と壁画が収蔵されています。

 また、青海?チベット鉄道自身も一つの風景になります。列車走行中、橋脚の高さが50メートル以上ある青海?チベット鉄道の第一橋である三岔河大橋と、ココシリ無人区を跨ぐ長さ11.7キロメートルの清水河大橋、世界で最も長い高原経年凍土トンネル、崑崙山トンネル、世界で最も標高の高い青海?チベット鉄道風火山トンネルと羊八井トンネル群も見逃せません。

観光コース
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