
3、四川南部の旅
コース
成都ー内江ー自貢(恐竜博物館)ー宜賓(西部大峡谷)ー長寧(蜀南竹海)ー興文石海ー成都
見どころ
成都から南へ向かいますと、観光スポットが多いばかりではなく、いたるところに田園風景が広がっています。また、四川南部の酒文化、銅鼓文化も見逃せません。四川省の南にある竹海は、中国で最も美しい竹林とされ、長い間、四川南部の景色の代表として名を馳せています。竹海の面積は約7万ムー(15ムー=1ヘクタール)あり、夏の避暑地として人気があります。興文は石海というカルスト地形で有名で、四川のミャウ族が集まり住むところです。西部大峡谷は全長8キロメートルあり、20余りの温泉池が峡江の両岸に点在しています。自貢の恐竜博物館は世界三大恐竜博物館の一つで、また、毎年の灯篭祭でも良く知られている観光スポットです。
アドバイス
コースの全長は300キロに及び、ここの旅は4日間はかかります。四川南部へ行くには春と夏が一番よく、特に竹海は冬が暖かく、夏も涼しいです。このほか、四川南部の食べ物は辛いものをメインにして、宜賓燃面、飄香鶏、黄(米巴)、自貢塩幇菜などは賞味する価値があります。全竹宴を堪能するには晩春か初夏前が最適です。

4、白馬風情の旅
コース
成都ー白馬王朗風景区ー九寨溝、黄龍
見どころ
このコースには「世間のパラダイス」と「童話の世界」と言われる九寨溝と「世間の瑤池」と言われる黄龍があることで名を知られています。
白馬王朗風景区も一風変わった趣があります。美しい自然風景と濃厚な民族風情があり、今でも原始的で素朴な気風が残されています。王朗は動物のパラダイスでパンダの重要な生息地です。白馬地区に住む人々は親切で客のもてなし上手、最もいいお酒とお肉でお客さんを迎えます。女の子がお客さんに歌を歌い、何人かでお客さんを持ち上げることも忘れません。
交通と宿泊
成都を出発して、平武まで260キロあります。平武の虎牙から黄龍まで車なら二時間ほどで着きます。平武県城には多くの宿泊施設があり、王朗保護区には100人が泊まれる宿がありますが、白馬寨に泊まるのは最適です。
アドバイス
春はツツジが山一杯に咲き誇り、王朗の最も美しい季節です。
5、甘孜色彩が溢れる旅
コース
成都ー康定ー理塘(草原)ー稲城(紅草地)ー亜丁(三つの神山、湖)ー成都
見どころ
これは不思議な色彩が溢れる観光コースで、本当の絶景のコースです。ここのあらゆる景色は、カレンダーのカバー写真になります。同時に、最も試練を与えるコースで、コースは標高3000メートル以上の場所ばかりです。
8月の初めての周に、理塘国際競馬祭が開催され、標高3980メートルの高原に一夜でたくさんのテントが張られます。康巴地区に住む人々はここに集まります。秋になると、稲城付近の湿地に多くの紅草が生え、河の岸辺の黄色い葉っぱと映えて、童話情緒溢れる場となります。
交通とアドバイス
これは標高に挑戦する旅です。理塘の標高は4000メートル近くあり、亜丁でも3000メートル以上のところで乗馬や、徒歩をしなければなりません。健康に自信がない人は酸素ポンベを用意したほうがいいです。最も適した観光期間は5?10月の間で、全コース7日間が必要です。亜丁から木里を経て瀘沽湖へ行く人がいますが、これには10日間をかける必要があります。もちろん、行く甲斐はあります。
稲城と亜丁の観光客への対応能力は限られていますので、大型連休に行く場合、前もってホテルを予約した方がいいです。
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