四月になりますと、北京のお花見のシーズンがやってきました。日本のNHKニュースによると、日本の桜前線も北上して各地は花見でを賑わせているそうです。ここ北京でも桜が満開になり、春の到来を告げています。
四月の上旬から、例年と同じく、玉淵潭公園の桜祭りを行っていました。田中角栄元首相が、中国と国交が回復した1973年に周恩来元首相に大山桜を贈りました。最初は、天壇公園に植えられましたが、根付かずに玉淵潭公園に移植されました。
この時期になりますと、やはり大勢の人たちは公園を訪れます。しかし、中国は日本のように桜の下で宴会をする習慣はありません。人々は桜の木の下を歩きながら花をながめ、写真を撮ったりします。
中国では、桃の花も桜と同じように親しまれています。桜のあとは、桃の花がまもなく咲くでしょう。
今の北京では、いくつの有名な花見の名所があります。ここで、二つを紹介いたします。
玉渊潭:
玉渊潭は15年前、桜の名所として、人々に知られてきました。最初の時は、桜のシーズンになりますと、お花見する人たちは友達を呼んで、自分で公園に来るのです。1989年になりますと、公園は「桜祭り」を行いました。その時、お花見だけではなく、いろんなイベントが行われます。もちろん、公園の入園料はちょっと高くなりますが、普段より観客は多いです。
交通:バス番号1,4,52,114,728に乗り玉渊潭下車、地下鉄は1号線の木樨地駅で降ります。
北京植物園:
北京植物園は1956年から普通の市民に開放されました。これまで、50年の歴史を持っています。春になると、お花見のラッシュアワーを迎えてきます。一番早く咲くのは「迎春花」、その次は桜になります。
交通:地下鉄1号線の苹果園駅で降りて、タクシーあるいは854番バスを利用
バス番号:904、331、運通112、737、854臥佛寺駅下車
バス番号:360、318、733、833、ミニバス66、714植物園站下車
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